昨晩は驚いたぜ。
ちなみに本稿は橋上のバント野球がどうこうとか、マツゴー愛人起用とか、野球タグだけどそういう話ではないのでご注意ください。
既報の通り、読売巨人軍の阿部慎之助監督が酩酊の上、娘の喧嘩を仲裁したのち暴行し逮捕。
送検されず5時間ほどで釈放されたということや、あくまで報道内容から言えば娘との和解も済んでいると判断できることから、刑事処分を受ける可能性はごく低いものだろう。
さて、さっそくタイトルの通り、例の手紙を見てみよう。
下記のURL本文より抜粋しながら、局所的に読み解いていく。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260526-GYT1T00193/
>父には「このような声明はいらない」と言われましたが、
>事実に対する異なる点がSNSでの臆測や報道でなされておりますので、>この点について、お伝えさせていただければと思っております。
・娘本人の意思で書いた、というのを殊更強調している部分で、法的なレクチャーの爪痕を感じる部分。弁護士の添削済みではあるのかな、と推察できる部分。
>まず、暴力に関しましては、殴る、蹴るなどといった事実はございませんでした。
>報道では「殴られた」などとありますが、私の過度な状況説明によって報道内容が事実と異なってしまったことについては、明確にお伝えさせていただければと思っております。
・実際の状況は本人たちにしかわかりえない。
被害者側が誇大な状況説明をすることは往々にあると思うのだが、もし報道が事実に反していたなら、すぐ捜査状況を漏らす警察と、ネームバリューで軽々に報道してしまうマスコミの方が問題ではなかろうかと感じる。
また、この一文があることによって「解雇」ではなく「辞任」という形で去ることができる、というのもポイント。
>父とのこのような大がかりなけんかというのは初めてのことであり、
>チャットGPTに相談した結果、匿名で相談できる児童相談所というものがありますよ、
>という形での説明書きがなされ、お電話をさせていただきました。
>「どのようにすればいいか分からない」といった形で児童相談所の職員に相談させていただいたにもかかわらず、
>「どうしたらいいか」といった私自身の意向が聞かれることはなく、警察に通報されるという形になってしまいました。
>警察が来て一番驚いているのは自分自身ですし、
>父が警察に連行された姿を見て、目前で私は泣き崩れてしまいました。
>皆様をお騒がせしてしまい、このような大事になってしまったことにつきましては深く反省しております。
>大変申し訳ございません。
・あくまで児相の通報により警察沙汰になったものであり、娘自身の本意ではないという点がこの一連の文面の伝えたい部分。
児相の拙速な対応が原因ということになれば、相対的に阿部、警察、記者クラブ(Geminiはこの手紙の第一報は読売言うてたけどホントかね?)、読売球団は皆、悪者ではないということになる。
SNS上で脚光を浴びている部分であるが、額面通りに受け止めて文面の幼稚さから娘を叩いたり、あるいは誇張された暴力事件の通報を受けていたとすれば児相を叩いたりすることも、間違いではなかろうかと思う。
>実際、父はいつも陽気で、私とはだじゃれを言い合い、笑い合う仲で、
>一緒に食事に出かけるなど、通常の家族として交流しています。
>私のことを心配されている方もたくさんいらっしゃると思いますが、
>この点につきましては大丈夫ですので、ご心配のほど、ありがとうございます。
>このような大事に発展してしまったこと、私が言うのもなんですが、
>非常に恥ずかしく思っております。いまさらとはなりますが、
>けがに関する心配などにつきましては、私の体が丈夫だったこともあり、
>心配はご無用ですのでご安心ください。
・まず、父がプロ野球の監督という職を失うであろうことに対する情状酌量を求めることが自然ではなかろうか?
その点においてもSNS上では「稚拙な文面である」旨の批判が見受けられるが、弁護士の添削を受けているとすれば、依頼人の地位を保全するような文面が無いのは不自然ではないか?
否、阿部本人ではなく読売球団の顧問弁護士であるとすれば、紳士球団の体面さえ保てれば問題ないし、松井秀喜監督の目が早まるからむしろオーケー、というのは私の邪推なので見なかったことにしてほしい。
ただ、なぜ阿部慎之助の立場を守る気のさらさらない文面になっているのか、という点は、娘の幼稚さだけで片付ける問題なのか?と甚だ疑問に感じた。
以上、「最終的に、一番の悪は読売」風に読める、阪神ファン的一流のニュース解読でした。